病院勤務の看護師の慢性的な残業疲れについて

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ずいぶん長く看護師として勤務しましたが、もうそろそろリタイアが近くなってきました。若いナースたちの仕事疲れを少しでも癒せればと思います。

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看護師の残業疲れ

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魅力的だが時間外労働が多い職業

看護師という職業は、給料が高いというメリットがとても魅力的な職業です。しかし、それと同時に非常にハードな労働を強いられるというデメリットも持っています。病院で働く看護師は、いつやって来るか分からない患者に対応しなければなりません。もし勤務時間が終わっていたとしても、急患が運ばれて来ればそれを放棄して帰宅するということは当然ながらできないのです。
また、自分が担当している患者の容体が急変した場合にも、それに対応するために病院に遅くまで残ることがあります。サラリーマンやOLであれば、勤務時間が終わったら残業をすることなく帰るという選択肢をとることもできますが、看護師はそうはいかないのです。看護師になるということは、残業がかなりあるということを覚えておかなければなりません。

過労死に加え医療事故の危険性も

勤務先の病院によって程度は変わりますが、看護師はどこの職場でもハードな労働環境に身を置くことになります。このハードな労働というのは、交替勤務で働く看護師に顕著に見られます。交替勤務の看護師の場合、23人に1人の割合で月に60時間を超える労働をしているという状態です。この「月に60時間を超える労働」というのは、かなりの長時間勤務で過労死する危険性があるレベルとされています。
仮に過労死までいかなくても、このままずっと同じ状態で仕事を続けていけば疲労で倒れる可能性もあります。疲労で疲れが溜まると集中力も低下することから、医療事故という大きな問題を引き起こす可能性も考えられるため、この長時間労働の問題はかなり重要な問題点に挙げられるのです。
看護師は長時間労働による過労死や医療事故の危険性への不安を抱えながら働くことになりますし、仕事内容がハードということからも労働内容に給料が見合っていないのではないかという疑問が浮かんできます。給料が高いと言っても、実際の現場で働く看護師からするとあまり高くはないと感じるということです。

残業代の未払いという問題も

看護師の長時間労働問題に加えて、残業代の未払いという問題も存在しています。数ある病院の中には、適切な残業代を支払うことなくそのまま雇用しているというところもあるのです。看護師は引継ぎが完了するとそこで勤務時間が終了します。ですが、看護師にはやることが多く引継ぎが終わった後でも院内研修や看護記録の記入や常備薬や医療器具の点検と言った仕事が残っています。これらの仕事は残業とみなされないことが多くなっています。つまり、残ってそれらの仕事をしていても残業代は支払われずにタダ働きをするということになってしまうということです。
また、実際の月平均の残業時間に比べて残業を申請している時間がかなり短くなっていることからも、残業代が十分に支払われていないことが分かります。

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